シド工日記 (しどこうにっき)

仏師の流れをくむ彫刻一家にたまたま生まれ、私自身は5代目の彫刻家です。田島享央己(たじま たかおき)と申します。美術界の「フチ」にかろうじて手をかけている者ですので、どうかご存知のない方はこれを機会に覚えていただけると嬉しいです。

『テーマ』ってのは、


なんなんだい?




ええ?  だいたい『テーマ』ってのはなんなんだいってんですョ?


「この作品のテーマは云々……」って言ってる奴の作品にろくなモノがあったためしが無ぇ。





そんなに言いたい『テーマ』があるのなら口で言えってんだ。 5分ですむだろうョ。


『テーマ』よりもいかに面白くの方が大切だよ。

『テーマ』なんか見た人が勝手に後から考えてくれるから大丈夫だ。


テーマ性の薄い作品の方がより面白いってんだ!




















…と、落語家の立川志らく師匠がおっしゃっておりました。






僕が言ったんじゃないので、

苦情はあっちの方へ…。






もちろん落語について語った言葉ですが、


大きく芸事について語った言葉としてもピッタリくるなぁと


僕は、こっそり思うのです。






このセリフを、志らく師匠の著作で読んだ時、すっかり溜飲が下がる思いでした。











いつか、こんな啖呵を、ポンポーンっと切りたいなぁと思いますが、



僕は肝心な時に、舌がつって喋れなくなるので啖呵を切るなんて夢のまた夢です。



















この作品のテーマはなんですか?と質問されると

また舌がつって喋れなくなるので、

文学的なタイトルをつけて小難しい顔をして腕組をして黙っていようと思います。






『地下室の手記』   楠に着色   四畳半くらいの大きさです。↓


地下室の手記



これは、

新制作展という大きな展覧会がありまして、そこに展示してあります。


機会がございましたら、ご高覧くださいませ。



会場
国立新美術館
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2 
TEL:03-6812-9921(公募展案内ダイヤル)
東京メトロ千代田線「乃木坂駅」6出口より美術館西入口に直結
東京メトロ日比谷線「六本木駅」4a出口より徒歩5分
都営地下鉄大江戸線「六本木駅」7出口より徒歩4分
会期
2010年9月15日(水)~ 2010年9月27日(月)
休館日
2010年9月21日(火)
開催時間
10:00~18:00(入場は17:30まで)
※金曜日は20:00終了(入場19:30まで)
※最終日9/28(月)は14:00終了(入場は13:00まで)
入場料
一般800円(学生は無料)
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今日も来てくれてありがとうございます。
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  1. 2010/09/08(水) 09:25:42|
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