2018年11月7日(水)〜13日(火) ※
最終日は17時閉場 会期中無休。
日本橋三越本店 本館6階アートスクエア
田島享央己木彫展 ―花も嵐もお彫刻―
木彫小品 鳥獣虫魚介蔬菜蓏果 を頒つ会でございます。
※
English follows below
10時から19時まで。会期中無休 作家毎日在廊。
会場の隅の方で、薄ボンヤリしている小汚い男がチラチラとお客様の方を見るかと思いますが、
どうか気にしないでください。
どうしても気にかかるようでしたら、朝と晩だけで良いので小さいお皿に残り飯に汁ぶっかけて、くれてやってください。
そうしたら会期中はもちます。
もし、それでもまだ気にかかるようでしたら煮干しの二、三匹投げてやってください。
それでけっこうです。
それでも、物欲しそうにお客様の方を見てきたら、どうぞ作品を買ってやってください。
そうしたら、尻尾を千切れんばかりに振って喜びますから。
喜んだからと言って、なついてしまいお客様の後をついて行ったりしませんのでご安心ください。
必要最低限の「しつけ」は済んでおります。

↑
(訂正) 出品数は37点。
売約済みになっても、会期中は展示します。
全作品
撮影&SNSアップOK。
会場で係に止められたら「作者がいいって言ったもんっ‼」
と手足をバタバタさせながら叫んでください。
あぁ、この人はまだまだ感情と言動が一致しないのだな。わかってほしいと懸命にサインを送っているんだな。
と、思ってくれるはずですのでこれで大丈夫です。
在野のインディペンデント在宅インディーズ作家チンピラモドキとして、美術界の徳俵で粘り続けて25年。
初の三越での個展です。
“松の木に梅の花が一輪咲いたような”
“焼芋に古伊万里の皿”というような、もの凄い場違い感です。
(日本橋三越本店美術フロアは、設立110周年。
横山大観、藤田嗣治(レオナール・フジタ)、濱田庄司など日本の美術史を彩った数々の巨匠が、
生前展覧会を開催した歴史あるフロアです。)
会期前のご予約、価格等お問い合わせは、
受話器で後頭部2回、前頭葉2回の計4回、
強く殴り、ちょうど鼻の所で Y字 に血が分かれた所で
03-3241-3311(大代表)にかけ
「田島享央己の彫刻ください。」
で大丈夫です。
あとは紅茶でも淹れて、ゆっくり休んでください。
私が貧乏なバチェラーの時、100時間かけた作品を千円で売った事があります。
そこから考えると価格はゆっくりと上昇しています。
作品一つ 2億になるまで頑張りますので
今が一番のチャンスです。たぶんチャンスと思う。チャンスなんじゃないかな。ま、ちょっと覚悟はしておけ。
作品購入一番の難関は 「コレください!」 と言う時です。
このお金があったら牛丼何杯食えるかと思ってしまう方ばかりだと思います。
牛丼は一瞬。作品は一生。
何卒よろしくお願い申し上げます。
作品を購入して頂いたお客様には、
コチラの特製クリアファイルを差し上げます。

頭部の裂傷を治療しなければいけないと思いますので、
診察券や、保険証、限度額適用認定書 等をはさむのに丁度よいです。
さらに、
特製ポスターも差し上げます。

嫌がるのを無理やり押し付けるようにお渡しします。
本館から新館への連絡通路にはハイブランドがたち並び店先で綺麗な売り子が丁寧にお辞儀をしてくれます。
私が以前、藁ムシロ雪駄ばき、ワンカップ大関、シャレコウベの首飾り姿でここを通ってしまった時も
別け隔てなく挨拶してくれました。
日本橋三越本店は良いところです。
つい先日も、打ち合わせに
うっかり、ブルーシートをさらっと羽織っただけの小粋な軽装で行ってしまったので
ラグジュアリー感溢れる日本橋三越ではちょっぴり浮いてしまいました。
東京ガールズコレクションのランウェイの、ど真ん中を歩いた時くらい恥ずかしかったです。
その時は裸でしたし。
電話ではなく、実際に作品を見てから購入を考えたいお客様、
日本橋三越の入り口に何日も前からダンボールを小さく切ってガムテープで地べたに貼り
マッキーで名前をでかでかと書き、その上にどっかり座り、東スポを読みながら
吉野家の牛丼片手に待つのは止めてください。
会場に着き、購入の決断をしたら、その作品の前で手を上げてください。
そうしたら背後から三越スタッフがスリーパーホールドをかけますので反抗せず力を抜いてください。
頚動脈洞反射により失神するのであとの支払い手続き等々はお任せください。
目覚めたら家で作品を抱いています。財布は空です。
「言いたいことは全て作品に込めた…。」
と、今更二枚目の芸を気取ってもしょうがないので
11月10日(土) 15時から
ギャラリートークをやります。
錦絵から飛び出てきた様な汚いおじさんが
「私は彫刻家ではなく 『彫り人 』 なんです…。」
などとムードたっぷりに言ってシーンとさせたりします。
つまらないものや薄気味悪い人間を見て楽しめる方はオススメ。
広い会場に客は数人。汚いズゴックみたいなおじさんが、とぼとぼ出てくる。
まばらで寂しい拍手。ボソボソ話し始めるが全く面白くない。
こんなのに貴重な時間をさいたかと思うと少し笑えてくる。
こういう地獄を現代で味わえるのは、このギャラリートークだけです。
トーク時は恥ずかしいので
撮影録音書き起こし全て禁止とさせていただきます。
なにせ、素っ裸で頭に斧がブッ刺さって血がドクドクしているんですから、
かなりインスタ映えしますが、
将来娘が大きくなって検索した時に
「お父さん若い!」
と、今の姿とのギャップに驚いてしまうので禁止としました。すみません。
それと、
娘を抱きながら、さだまさしの『雨やどり』を聴いて号泣していた所を妻がiPhoneでコッソリ動画を撮影。
後日、調子に乗っている時にそれを見せられトラウマになってしまいましたので
撮影録音禁止とさせていただきます。
知らない人の靴をペロペロ舐めてお願いすることをコネクションと言うと思いますが、
私にはそれが無く、ブログやSNS等で見てくださる皆様だけが頼りです。
ギャラリートークで切なく閑古鳥が鳴くと堪えます。
質問コーナーもやりますので来てください。
質問が少ないと、おじさんの自問自答コーナーになります。
これは地獄です。
『歌えない、踊れない、可愛くない、汚い、需要がない』の5拍子揃ったおじさんに会ってもしょうがないでしょうが、
一応、在廊予定を書いておきます。
↓
■朝から晩まで在廊日 (お昼ご飯で留守の時があります)
11月7日(初日)
11月10日(土曜)
15時からギャラリートーク 11月11日(日曜)
■それ以外は、目ヤニべったりで、トイレットペーパーブラウンのTシャツ、
ホワイトブリーフセンターイエローのズボンを履き、いいちこを小脇に抱え
会場の隅の方でメルちゃんを寝んねさせて遊びながら、13時~18時位まで在廊しています。
時々、缶詰にヒモ付けたやつを履き、死んだフナの様な目で
「エシェー!エシェー!」と、奇声を発音しているので今回はわかりやすいと思います。
これだけでは目印にならないかも知れないので、私の特徴をもう一つ。
電源が落ちて真っ暗になっているスマホをずっと凝視してニヤニヤしているおじさんが
私ですので、お気軽にお声がけください。
それから、
祝花について書こうと思うのですが、
展覧会が始まる前にもう頂けると思っている了見が浅ましい。お前のようなモノに祝花なんぞ贈られてくるわけがないわ!
この三下奴が!と思われたらどうしようと思ってしまいどう言って良いのか分からないのですが、
せっかく私のようなボンクラに花を贈って個展を祝ってあげようという
優しい心遣いを踏みにじる事はどうしてもしたくありません。
ギャラリー側からは"祝花お断り"とDMに明記せいと言われましたが、それはなんだか悪いし、
何を言いやがるお前のような三流河原乞食に花など来んわ。たわけ者!というお馴染みのセリフが頭をもたげてきます。
何かやんわりとお断り出来る言い方をしたいのですが思いつかず、
いっそストレートに言ってしまったら良いのかしらと思いますが、そんな事が出来るくらいならこんなに悩まないわけで、
元来、クドクドと回りくどい言い方は大嫌いな一本気な性格です。
うだうだ言っている奴を見るとイライラして横っ面を張り倒したくなります。
ですので非常に困っていますから祝花ご遠慮いたします。
高い、役に立たない、下らない、今時流行らない、作者が薄汚い、の五拍子揃っている
出品作品は、以下の通りです。一部を除いて全て共箱付きです。
↓
猫

ハト車掌

鶴のポーズをする猫

カンフー猫 (左)

マレーグマ

チベットスナギツネ

小さいネコ

ハト少年

三角コーン (二個一組)

黒板消し

イカピエタ

サル

白いゴリラ

犬

ブタ鼻くん

UFOと火星人

風の中のオバケ

ロケットとマヨネーズのピエタ

ホッキョクウサギ

小さいパンダ (デッサンと木っ端付き)


ハシビロコウとタコのピエタ

ドードー

柴犬

ウサギ

金太郎 クマ (ばら売りOKですが一緒に買ってくれると嬉しいです。各々に箱が付きます。)

サバンナモンキー

リスピエタ

コアラ (ちくわは別)

パンダおじさん

ネコ

ちくわピエタ (デッサン) 額付き

鶴のポーズをするハシビロコウ (デッサン) 額付き

ちくわ

イノシシ

饅頭を二つに割るイカ

饅頭を二つに割るタコ

以上です。
来てくれたお客様には、【全ピエタ揃い踏み特製ポストカード】を差し上げます。
↓

制作中に出た樟の木っ端も差し上げます。
↓

いずれも無くなり次第終了。
欲しい方は合図として
紙袋とワンカップを持ち、足の甲にカメラが上向きになる様にスマホを固定し、
なるべく挙動不審を装って会場をしばらく徘徊していてください。
警備員に変装した私が「ちょっとこちらへ」と連行としますので、一旦、暴れてください。
押さえつけて事務所で一旦コッテリしぼるプレイをしますので
素直に謝り、一旦外に出ます。五分後ニヤニヤしながらまた現れ
私であろうおじさんに近づき、
「ヘチマに屁ェかけたような面してますねェ~。」と言ってください。
一旦、わざと怪訝な顔をしますので、
「梅雨時の犬みたいな臭いしてますねェ~。」と言ってください。
一旦、激昂したふりをしますので、
「あんたギャラリーで芸術を見る面じゃねェな。見世物小屋でろくろ首を見る面だよ!」と怒鳴ってください。
そうしたら逃げますので背後から「この人チカンです!」と叫んでください。
これが合図です。
ここまできて、初めて私は振り返り
ウインクをしながら、黙って親指を立てます。
※知らないおじさんだったら謝ってください。
宝くじは1000万分の1の確率です。諦めて作品を買ってください。
“無駄遣い”などと家族に馬鹿にされ落込むのはせいぜい1週間。
購入時にパックリひらいた額の傷の治癒がせいぜい2週間。
これさえ乗り切れば作品は生涯貴方の側に居て心をホカホカにしてくれるのです。
芸術作品は必要な物ではないかもしれない。
ただ、仕事から帰り、部屋の明かりをつけて、このトンマな作品が居たら、
あまりの馬鹿馬鹿しさに鞄を投げつけたくなる衝動に駆られるでしょう。
芸術とは生きる力を育みます。そういう意味で必需品なのです。
「一生言う事聞くから!一生言う事聞くから!な?な?な?」
と、家族に涙ながらにお願いして作品を購入後、
「そんな事言ってねぇし」とキレれば大丈夫です。

わたくしも、家に帰れば腹を空かした幼な子と
お腹いっぱいでソファーに寝たきりで私に対して警察犬訓練所の教官風口調の妻がおりますので
何卒宜しくお願い致します。
「電車賃使ってまで来るんじゃなかった。」
と、後悔はさせません。
たぶんしないと思う。
しないんじゃないかな。
ま、ちょと覚悟はしておけ。

↑
※注展示しない物も写ってます。(くわいやらそうめんやら)
How to buy work
Please e-mail to [ info@takaoki.jp ] with following data.
・Name
・Address
・Phone (home and/or mobile)
・The title or image of work
Nihonbashi-Mitsukoshi will contact you by return.
Thank you.
埼玉県坂戸 ギャラリー月桂樹にて4人展については
コチラをクリック↓
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- 2018/10/13(土) 08:01:17|
- 展覧会
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