YEAR END EXHIBITION OF MINI SCULPTURES 201612月7日(水)~21日(水) 11:00~18:30
日曜休廊 最終日17:00まで東京 銀座の
ギャラリーせいほうにて開催される
年末小品展にお呼ばれしたので、出来たてホヤホヤの
タコピエタ 1点を展示販売します。

昨年、イカピエタを出品した同じ展覧会です。
「イカピエタ」の所を「タコピエタ」に脳内変換して読んでください。私の思いはだいたい一緒です。
↓
イカピエタ12月7日11時からの早いモノ勝ちです。
(会期中は展示されます。価格はギャラリーにお問い合わせください。)
同じものは二度と作りません。
寒いし、年末の忙しい時にわざわざ出かけるのは億劫だと思います。
しかし、見逃すより騙された方が幾分ましです。
銀座を散歩がてら、是非見に行ってくださいまし。
タコピエタの買い方は、現地に行っても、電話(ギャラリーせいほう 03-3573-2468)でも、どちらでも構いません。
コチラを読んで参考にしてください。
↓
彫刻の買い方ギャラリーでの並び方先日の坂戸(開場15分でほぼ完売)と、中目黒(開場8分で完売。先頭の人は朝7時から並ぶ)
の展示で分かった事は、早く会場に来て並ぶ方が有利だという事です。
※私のようなインディーズの彫刻家の為に本当にありがとうございます。1点しか作れなくて申し訳ない気持ちです。顔面蒼白で頭から血を噴き出しながら 「コレクダサイ」 と言う人と
電話の人がいたら、
※電話して頂いた方々も本当にありがとうございました。(目に涙を浮かべながら)ギャラリーの人も、目の前で具合が悪そうな人の方をつい優先してしまいます。
しかし、
「どうせ無理だろうなぁ」
と、全員が思ってしまった場合、電話の人が鮮やかにかっさらっていくのです。

高須先生もタコピエタ狙いをツイッターで表明し、ネットが少しザワつきましたが
ギャラリーの入り口に1番で立って居れば、いくら高須先生がヘリで来ようが
権利は頭から血を噴き出しながら辛うじて立っている先頭の人です。
しかも、傷は高須先生が治療してくれるはずです。
ギャラリースタッフも人の子です。
この寒空にわざわざ来てくれる人を邪険には扱えません。
想像してください。
展覧会当日の朝、ギャラリーの人が出勤してきます。
すると、まだシャッターが閉まっている入口の前に、
カジュアルな宇野重吉のような人がブルブル震えながら立っています。
身なりは粗末なものです。
背中には乳飲み子をねんねこ半纏でおぶっています。
手にはデンデン太鼓と汚い風車。
師走の風がカラカラと風車を寂しく回します。
ふと、足元を見れば、地べたに鼻緒がすがっているかのようなチビた下駄を履いています。
「どうされたのですか?」
「へぇ…。タコピエタが欲しいのです…。」
こんな状況で、こんな事を言われたらマトモな人間なら
「ささっ、中へ。」 と、招き入れ温かい珈琲を淹れます。
そして 「わかりました。あなたが1番です。お売りします。」 と、言うはずです。
珈琲の湯気の奥で、宇野重吉は何も言わずニコッと笑い、ただただ頷くのです。
寝ぼけ眼の乳飲み子もなんだか少し微笑んでいるように見えます。
デンデン太鼓がころんと一つ鳴ります。
スーパーカブの走行音が少しづつ遠のいていきます。
こんな感じでタコピエタが売れたら
私はどんなに嬉しいか。
樟の一木です。

着色は透明水彩。

目にはブラックオニキスを嵌め込んでいます。








大きさはこれくらい。
普段の価格の3分の1のお値段で特別に出品していますので、大変お買い得です。

サインは裏に入っています。

お手持ちのカツラをのっけても可愛いです。


(カツラは付属しません)
12月7日(水曜日) 11時から。
銀座 ギャラリーせいほう にて展示販売です。

タコピエタは撮影してもかまいません。どんどんSNSにアップして宣伝してくださると嬉しいです。
購入を考えている方は、普段より強めに頭をかち割っても大丈夫です。
何せ、高須先生が並んでいます。
心強いです。
私は在廊できませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
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- 2016/11/28(月) 10:50:06|
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