アップテンポのもの。
つまり、ロックンロールを作るのは非常に難しい。
それに対して、ジメジメと哀愁を帯びたバラードを作るのは、けっこう簡単だ。
ある種の『意地』が無いと、ロックンロールを貫くのは難しい。
…と、作家の中島らもが著作の中でおっしゃっておりました。
このフレーズに出会った時、
「あぁ、彫刻でもそうだなぁ。」
と共感したのです。
ここで…。
話は変わりまして、展覧会のお知らせです。
『木彫フォークアートおおや』という兵庫県で開催する公募展に毎年出品しています。
今年は、父も誘って親子で出品してみました。
奇しくも、二人ともモチーフは「ネコ」です。
先に父のネコが出来上がっていて、
実を言いますと、僕は、わざとネコで当ててきたのです。
公募展というのは、いわゆる競争ですから親子で勝負をしたわけですね。
僕の出品作品です。↓

クスノキに油絵具で着色しています。

つづいて、父の作品です。↓

これも、クスノキで着色してあります。
結果は、
めでたく、二人とも入選して、
父は『実行委員会特別賞』を受賞して、作品は買い上げされました。
実行委員会も、この70過ぎの「ロックンロール魂」を無視出来なかったのでしょう。
「実行委員会っ。…………、ほめてやる。」
と、ひそかに思う僕でした。
第17回 木彫フォークアートおおや
会期 平成22年9月24日(金)~ 10月11日(月) 9:00~17:00 ※期間中無休
○展示会場 兵庫県養父市大屋町山路7番地 おおやホール
○お問い合わせ おおやアート村協議会事務局 (079-669-0120)
機会がございましたら、ご高覧くださいませ。
今日も来てくれてありがとうございます。
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- 2010/09/20(月) 20:48:17|
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