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シド工日記 (しどこうにっき)

仏師の流れをくむ彫刻一家にたまたま生まれ、私自身は5代目の彫刻家です。田島享央己(たじま たかおき)と申します。美術界の「フチ」にかろうじて手をかけている者ですので、どうかご存知のない方はこれを機会に覚えていただけると嬉しいです。

2008年に、

ふなばしアンデルセン公園の子ども美術館で『たじまたかおきさんの木の彫刻展』


を開催して頂いた時のことです。



3か月位にわたる、長期の展覧会でしたので、ついでに



何回か「ワークショップ」なるものを、やってみました。


子どもたちに木のロボットを作らせたのですが、意外に大好評でホッといたしました。



開催前はいわゆる、「学級崩壊」的な状態になるんじゃないか?と心配で眠れなくなっちゃう日々でした。



 そんな様子を船橋のローカルテレビが取材に来てくれて、僕も「インタビュー」を受けております。






実際に放映された映像です。↓







インタビュー中は極度の緊張でうわの空です。


自分でも何を言ってるのか、分かってない状態です。


で、喋っている最中に


「いったい俺は、なに訳分からない事を言ってるのか…?」


と気づいてしまい、ニヤニヤしてしまいます。




最後の方はすっかり気持ち悪い感じになってしまっていて、非常になさけない有り様。







このロボットは、今も飾ってくれてるかなぁ?と思います。

300年は必ず持たせるぞ!という意気込みでつくりましたから。







最後に、作ったロボットをしっかり抱いて




「センセイ、アリガトウゴザイマシタ。」と言ってくれた小さい男の子。



あまりの嬉しさにクラクラしたのを良く覚えています。










今日も来てくれてありがとうございました。
  1. 2010/07/23(金) 10:35:46|
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