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シド工日記 (しどこうにっき)

仏師の流れをくむ彫刻一家にたまたま生まれ、私自身は5代目の彫刻家です。田島享央己(たじま たかおき)と申します。美術界の「フチ」にかろうじて手をかけている者ですので、どうかご存知のない方はこれを機会に覚えていただけると嬉しいです。

シドロモドロ工作所のはじめてのお彫刻教室の書評


私の血眼エゴサーチ、鬼のネットパトロールで

拙著のレビューを集めました。



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千代田線に乗車し、

ハンカチで包んだ缶チューハイを恥ずかしそうに飲みながら内ポケットに直に入れてある柿ピーを時おり食べ、

シドロモドロ工作所のはじめてのお彫刻教室の表紙を見せながら音読し続けた甲斐がありました。

現在2刷です。

こんなのは長くは続かないと思っております。

思い出作りです。

だから全レビュー音読、写経後、買ってください。








■これね、彫刻の本です
彫刻のやり方、作品。
でも、一番見て頂きたいのは「作者の無駄話」欄
怒られてすみっこで牛乳を飲む
妻に「働け」と言われ、娘には作品を投げられる
こんな本に出会いたかった…ような気がする



■ペラペラっと適当に開いて…
めっちゃ面白いわ!!
「お彫刻」w。って高めの敷居をひょいと飛び越えてなんか私も出来そうな気になる?!イヤイヤ




■ものつくりの「見せ方」のアプローチが秀逸!
いい買い物しました!



■実際に作品を見てみたい。脱力感と真面目が交差して、どれもこれも魅力的。


■この独特の世界観、とても面白い!プロフィール欄の紹介文を攻めてる著者をたまに見るが、この著者のプロフィール欄の紹介文もかなり攻めた内容。プロフィール欄だけでなく、作品もメモも発想が奇抜で、これくらいのはじけた具合でないとアートの世界では生き残れないのかも。現物が欲しい。ニューヨークの個展だけでなく、ぜひとも日本での個展もたくさんやってほしい。
見ていてとても楽しめる、オススメの一冊。


■彫刻家の著者。個展も拝見したことあり。この独創的な作品が素晴らしいし、文章も面白い。
奥さんのキャラも最高。作品ができる過程も見れて、興味深かった。


■一言で言うなら「素敵過ぎる」。作品も文章も家族も素敵過ぎる!あ~、ピエタ欲しい!



■図書館で何気なく借りた本。これは、買おうと思う。この方だけでなく山崎方代さんも気になる。彫刻は勿論、文章も良かった!



■彫刻家田島享央己の作品集で指南書。たまたまテレビで作品を見て笑ったところだったので図書館の新刊コーナーで見つけた時に即借り。「イカピエタ」イカス(笑)。「タコピエタ」や威嚇する猫もいい味出してる。
仏師の5代目で美大出だけあり写実的な美女や猫彫刻は流石なクオリティ。



■彫刻家田島享央己氏の作品紹介と木彫入門書。田島節に声を上げて笑いながら読んだ。保存用にもう一冊購入すれば良かった。おちんちんに関する言及も。制作工程や道具の紹介も嬉しい。黄色いバケツに親近感。大好きな働けシリーズと娘さんの投げるシリーズもあったのは嬉しい誤算だった。奥さまの毒舌との掛け合いの、底に流れる信愛が素敵。
牛乳やオレンジジュースをガブガブ飲んで、お彫刻を始めてみたくなった?
(先生への敬愛を込めて、あえておちんちんを伏せずに書いた)


■サイトで作品を見ることはできるけど、実際に作品を拝見した身から言えば、是非紙の本を手にとってもらいたい。
紙の質感が、お彫刻作品のあたたかさをよく感じられたように思った。



■いやぁ、こんな木工の彫刻家がいたのですね。かわいいけど不思議な像の数々。なぜかおちんちんのついたチクワマンとか、
1本の木で彫りあげたのが自慢の棒つきアイスとか、なんじゃコイツと思わせる一方で、人物などの木彫りはすばらしく写実的。
この1冊、ある意味、すごく感動しました。



■先日、個展をみた。写真も本物もどちらもかわいい。作者と奥さんの掛け合いが面白い。



■ピエタほしい....


■面白かった!作品はもちろん面白いし、彫刻についての文章も、ふざけているようで、要所要所にちゃんと芯が通った言葉がある。アートの入門書?をこんなに笑いながら読んだのは初めて。エッセイ書いても面白い人なんだと思う。作り方も適当なようで分かりやすい(2つ目以降の作品は「工程はパンダと同じです」になっちゃうけど、実際そうだろうし)。ゆるい感じの作品が多いけど、人体彫刻など写実もできちゃう。高い技術があってこそ、このゆるさが映えるんだろう。 娘さんのために色々作っても、全部ぶん投げられるくだりとか、ち○ちんへのこだわりとか(作品の後ろを見ると、尻の造形にもかなりこだわっているように見える笑小学生男子か笑)、文章としても彫刻家としても面白すぎる。本当どうかしてる(褒め言葉)。



■彫刻家・田島享央己の作品を面白い文章で紹介し製作工程や道具についても解説している。
どこかとぼけた2頭身の動物たち。豆腐やちくわ、オムライス、そうめんの束まで彫刻で作ってしまう。
タコが大根を抱えるピエタなども。



■ハシビロコウとピエタが凄くいい。あと、文書が個人的には凄く好き。



■表紙の可愛さにつられて読んだ。彫刻家の頭の中や仕事、日常が語られている。自分で作ろうとは思わないが、作品は見ているだけで癒される。独特の語り口も魅力的。でも旦那にはしたくないかな。友達だったらとても楽しいかも。
才能のある人はやはり一般人とは違うなあ。いろんな意味で。



■悪そうな顔の猫に惹かれてよんでみました。田島さんの世界があふれる作品集でカッパと猫が欲しくなります。自虐ネタ満載でクスリと笑えます。お子さんのために作った作品で攻撃されたり、奥様とのやりとりでのオチはいつも働けだったり、あとがきも面白かったです。


■彫刻なんて絶対自分ではやらないので、作り方指南書も必要ないんだけど、これは写真集&コラム集として純粋に楽しい。
かわいいけどちょっとシュール、たまにお下品。


■ツイッターで見て「この色遣いとセンスとお○んちん、只者じゃない」と思っていたら、やはり只者じゃなかった。
ページを見るとついニマニマとしてしまう作品群(チベスナとハシビロコウ先生大好きです)、真面目な彫刻も凄い。
制作過程見ても素人には無理…。ちょっと奥様の罵詈雑言が読んでてチュライ…。


■なんだろ、このかわいい脱力感。暴投の変化球ばかり投げたがる夫に対して、妻が「送りバントをして」と言った先がもしかしたら、このち〇ちんなのか?

■師匠の作品集としても、お彫刻制作の指南書としても、はたまたエッセイ集としても秀逸であります。


■田島先生の楽しいお彫刻の本です。
お彫刻をしたい人も別にしたくない人も、もれなく爆笑してしまいます。
絶対お勧めします。


■お彫刻関連の本でこんなに笑うと思わなかった(褒)。彫刻家・田島享央己氏の手による作品の素晴らしさにまず目を奪われますが、そこに添えられた氏のエッセイや解説から(さらには著者近影、あとがきからまでも)滲み出る(というかダダ漏れる)どこまでも笑いに貪欲な姿勢は、もはや神々しいレベル。
SNSで氏が気になった人、この表紙が気になった人、「お」彫刻 ってなんだよそりゃ!と突っ込んだ人、木彫に興味がある人、興味はそんなにないが何か笑える物が読みたい人、などなど、あらゆる方にお薦めです。
なんだか笑えるからお薦め、みたいになってますが、まあ実際そうなのですが、だけど本当に作品の数々(表紙にはいない大作なども!)にも癒されたり感動したり圧倒されたりと、忙しい一冊ですよ。


■死ぬまでに一つは購入させていただきたい!
なので今は本でなぐさめてます。


■電車の中で読んでたら隣に座ってたオッさんに憐れむような目で見られたので謝罪と補償を要求したかったり。
いやはや、すげーわ。そこまで手の内明かしていいのか。いや、別に誰も追随できないからいいのか。
そして著者近影がとてもキュート。


■ネットで「イカピエタ」を見たときの衝撃からずっとファンです。
作品の写真集であるのみならず、かなり細かく制作工程を載っけてくださってたり、
(田島さんの作品の、あのえも言われぬ玉虫オーロラ色のひみつも判明!)
本気なのかふざけているのか本気でふざけているのか判然としないポエムのようなエッセイも魅力的です。
あとがきは何と奥様によるもので、
この一冊がまさしく彫刻のようにぴんと立っているような印象を与えるのに一役買っています。
いい買い物をしました。

■彫刻作家さんの作品の写真集ですが、製作工程も詳しく載っており、ファンの方は嬉しいと思います。
個性的でかわいい作品が多い。



■真剣にふざけているのか、ふざけて真剣になっているのか。動物をかたどった木彫作品の数々が抗しがたい不思議な魅力をたたえている。この人気彫刻家のエッセー付き作品集、見ていて飽きない。
作品の多くは無表情で立つイヌ、サル、クマといった動物だが、うんちを出しかけて振り向くネコやカンフーをするネコのほか鬼やロボットもいる。形容すればユーモラス、かわいい、珍妙…。
 代表作は「ピエタシリーズ」だろうか。マリアがキリストの遺体を抱く「ピエタ」像よろしく、イカがぐったりしたパンダを抱えている。タコとダイコン、ナスとタコといったバリエーションもある。
 衝撃は「豆腐ちゃん」だ。微妙な起伏がある直方体に目鼻がチョンと付いているだけ。デッサンに難儀したという。
すぐに描けてしまうから。同様の系列に砥石、食パン、海苔がある。
冗談? いや、当人は仏師の流れを汲む家系に生まれた5代目彫刻家。写実性とエロティシズムに富む等身大の女性立像を見れば、尋常ならざる技術の持ち主であることが分かる。
作品の制作工程を丁寧に解説し、自虐と脱力に満ちたエッセーからは芸術家の信念がのぞく。
「清廉になることで人様を感動させるわけにはいきません。そのまま狂気を継続させるのです。生真面目な人が生活を賭けて一生懸命やればやるほど、不幸にして作品はつまらなくなるものです」
 なるほど、一見癒し系の作品が持つ異様な存在感を「狂気」と見なせば、妙に納得がいく。



■世界観が独特すぎる!著者のプロフィール欄がかなり攻めすぎ。プロフィール欄だけでなく、作品もメモも発想が奇抜で、これくらいのはじけた具合でないとアートの世界では生き残れないのかも。
ニューヨークは難しいが個展に行きたくなる、オススメの一冊。


安定の面白さ。文章がひたすら面白いというだけでなく、そうか、こうやって色をつけてるのね~的な「ちゃんとした」おもしろさもありました。。

■表紙を開いた瞬間に飛び込んできた近影に笑い転げてそのまま閉じてしまったので、
実は師匠の本をまだ読んでいません…本題に入る前から笑かしにきよる。


■早速読み始めたが濃ゆすぎてなかなか前に進めない。こんな懇切丁寧に創り方が載ってたら大陸の贋作作りの人は笑いが止まらんのじゃ、と思いつつ手間掛かりすぎてそうでもないかと思ったり。
お上品にお彫刻写真がたくさん見られるとのみ思っていたので、まさかこれほどの脂分、美成分、旨味成分、ヴォリュームとは思いもよらずちょっと信じられないほどのお買い得本だった。毎日ゆっくりちょっとずつ味わって読もうっと。(多分一気に読むと当たって自分もコレ作れそうとか思い始めて寝込む)



■お彫刻はかわいくてたまらんし文章も面白い。かと思いきや無駄話③の最後に唐突に深いことが書かれていてハッとした。


■お彫刻の本を購入。馬鹿にしてはいけない。私が真面目な彫刻の本なぞ買うはずがない。これは「お彫刻」と「お彫刻」初心者への愛の詰まった本なのだ。私は田島享央己氏のイカピエタが大好きなのだ。いつか我が家に迎えたいと思っている。


■溢れんばかりのおかしみとただならぬ技術が溶け合った彫刻が人気の田島享央己さん初の著書。
たっぷりの作品写真と、製作工程解説コーナーや、普段Twitterでも見せる絶妙な自虐ネタなど、真面目に感心したり笑ったり大忙しの1冊です。


■おもしろかった。
著者の彫刻作品もステキなんだけど、文章が特に良かった。
笑いに貪欲なストロングスタイルだと思った。
文章のそこかしこに笑いの刺客が目を光らせてると思った。


■内容はもう必要以上に盛り沢山(笑)素晴らしい!
昨年三越の個展にてちくわの購入を迷うも断念、
以来ちくわ好きの自分は日々ちくわを食べる度に買っときゃ良かったと後悔する羽目に…


■著者のサービス精神がいっぱいに詰まった読み応えのある一冊だった。
作品集としてもエッセイ集としても(たぶん)田島流彫刻の入門書としても楽しめます^ ^


■そのあまりのかわいらしさ、あまりのバカバカしさにSNSでも話題沸騰!
更に田島先生の絶妙な解説とご夫妻のやりとりも爆笑必至。
真のゲージュツ家のお彫刻作品群でみんな萌え死のう!


■見ているうちに笑顔になってくるお彫刻がいっぱい♪
最近なかなか本を一冊読み切らない私が、一気に読了しました。
結構、字も多くて読み応えあったー


ゲラゲラ笑いながら読んでいたら息子が「なになに?」と興味を示してきたので、
一緒になってゲラゲラと見入る。
作品集なのにゲラゲラって。


■本屋さんで見かけて買いました。
何がすごいかと言うと奥様の
お小言にしびれました。
もちろんお彫刻も沢山乗ってて
楽しいです。
この本はお小言の言い回しに役立つ
思います。


■田島さんの韜晦術が冴え渡る涙なしには読めない一冊です。
ただ、全米が泣くには本のサイズが想像より大きかった。


■先生は文才もあり本当にニクい方です。
あとがきの奥さまの言葉にもホロリ…素敵なご夫婦です。



■可愛い。だが単純に可愛いだけではない、不思議に心に残る田島享央己氏の作品集にもなっていて、なんとも贅沢な作り。ほとんどの作品が既に個人蔵となっているため、今後も目にすることができないものばかりである。



■制作工程の詳細な写真付き解説も素晴らしい。入門の順番待ちの列が伸びる一方だという噂の、田島氏が指南役を務める「シドロモドロお彫刻教室」の誌上公開レッスンである。いやむしろ、門下生ですら目にしたことのない貴重な写真の連続である。気前のいいことこの上ない。
読み応えのあるエッセイ部分も見逃せない。田島氏お得意のふざけた文章が続く、と見せかけて、そこ此処に散りばめられた、お彫刻に対する真摯な姿勢。
時には揺らぎつつも形作られてきたのであろう信念と、積み重ねてきた経験に裏打ちされた、読み手の心に響く数々の言葉。
それらを見つけ出すのも(注意深く読まないと気づかない可能性がある)また、この本がもたらす楽しみのひとつ。
田島氏の人となりが、まっすぐに伝わってくる本である。ご家族への愛もふんだんに盛り込まれている。
氏の幼い娘さんが、成長してこの本を手にした時、どれほど幸せな暖かい気持ちになるだろうか。
著者近影が与えるショックなど、その時感じる父親の深い愛情に比すれば、屁でもない。
あとがきに至っては、これはラブレターであろう。田島氏と奥さま、若かった2人の辿ってきた道、既に長い年月を共に過ごしてきた2人のこれから進んでいく道を思い、田島氏のますますの活躍が楽しみとなる、そんな本である。


■SNSで先生の作品を見てから
すっかりファンになりました。
地方なのでなかなか先生の作品を見る事が
出来ないのですが、
この本で沢山作品を見れて嬉しいです!
パンダが出来る工程が細かく掲載されていて
「ここまで載せちゃいますか?!」と吃驚しました。
こぼれ話も面白くて
買って良かったと思います!



■買うかどうか迷って、このレビューを見たのならはっきり言います。買いです。
幸せホルモンが脳みそからびゅーびゅー溢れ出てきます。
ジャムの空き瓶がそれで満たされました。ありがとうございます。



■彫刻家の作品集かと思ったら、本当に彫刻の作り方を写真で順番に紹介しています。
 頑張れば、今一番作品が手にはらない彫刻家・田島享央己の作品コピーが手作りできるかもしれませんよ。
たぶん成功するとして「ちくわ」くらいでしょうが。(念のため、ちくわを作るには、結構なお値段の工作機械が必要です。)
しかしこうして細かく作り方を見せてもらえると、作品への理解が一段深くなったような気がしますね。
色づけにこんなに色を使っていたのか、だからああ見えたのかとか、教えてもらって初めてわかりました。

 

■田島先生の作品がお好きな方は、絶対に買うべき。



■Twitterで田島さんを知り、予約して届くまでめちゃくちゃ待ち遠しかったんです⸝⸝⸝⸝♡
彫刻は出来ないんですが、奥様のあとがきや無駄話を擦り切れるまで読み返し、奥様のファンになってしまいました(⸝⸝›_‹⸝⸝)
憂鬱だった日は必ず本書を読み、ゲラゲラ笑い倒して休むようにしています✩.*˚
作品も欲しいので、地方でも個展をやっていただきたいです!!



■コミカルな感じで読んでましたが、人体製作のあたりからぞくっとします。そのあとの猫も。SFとか民芸とか木の精霊とか色々なことが浮かびます。また、木彫りは自分には向かないともわかりました。



■著者のシドロモドロ工作所(シド工=しどこうさん)のツイッターでファンになり、書籍が出ると聞いて即座に予約しました。
届いた本を手にとるとずっしり。
なんとなく、よくある料理本みたいなぺらっとしたのを勝手に想像していたので、最初からいい意味で裏切られました。
開いてまたびっくり。
内容が濃い。濃すぎる。大盤振る舞い過ぎる。
こんなに充実した内容で税別1900円。お得感満点です。



■「彫刻なんて私には関係ないや。。。仕事忙しいし。。」とか思っている方がいらしたら、そんなあなたのための本です。
安心してポチってください。
こんなに楽しい本はめったにありません。
ここ数日は、仕事から帰ってきてから寝る前にこの本を2~3ページペラペラとめくってニヤニヤしてから眠りにつくのが日課になってしまいました。



■帯のサイバラ画伯の言葉どおり「かわいくてたまらんちん」な作品たちではあるのですが、
やはり「かわいいを超えたなにか」がシド工さんの作品の魅力でしょう。
この本にはその魅力が目いっぱい詰まっています。
ぜひ手にとって「シド工ワールド」に浸ってみてはいかがでしょうか。
きっとあなたも、ニヤニヤしながら眠りにつけますよ。(後日補記:タッチの差で似たようなレビューを書かれた方がいらしたようです。同じような方がいらっしゃるのですね^^)
大変にオススメです。
以下、もう少し詳しくレビューを。
1)写真
大きいのが◎。スマホの画面でちまちま見ていた作品がドーンとA4サイズ!(か、その半分とか。。。とにかくスマホ画面より大きいのです)
過去の作品含め、数が多いのもすばらしい。

2)作品のバリエーションが多彩
名物の「かわいいオモシロ作品」だけでなく、味わい深いマリオネットや美しくて凄みのある人体彫刻も。
人体彫刻の写真はまじで美しくて心拍数が上がります。

3)ご家族の微笑ましいネタの数々
ツイッターやブログで紹介されていた「娘に作ったシリーズ」が一堂に会すさまは壮観です。
娘さんへの愛がダダ漏れです。
奥様が書かれたという後書きがこれまた味わい深い。
シド工さんのツイッターからは常々「ドツキ漫才のようだ」と思っていましたが、ここへ至るまでの年月の重みにしみじみホロリとさせられます。

4)プロのアーティストの制作工程や道具を覗き見できる
構想メモやデッサン、パンダ・ちくわ制作の工程を懇切丁寧な写真解説付きで大公開。
こんなにおおっぴらにしまってだいじょうぶなんでしょうか。
また、制作に使用しているお道具の写真はとても興味深かったです。
木彫りというのはいろんな道具を使うのだなーと言うことがよくわかります。
当たり前ですが、小学校・中学校の美術で使った彫刻刀とはまったくの別物ですね。。。

5)お役立ち情報満載
道具や素材の仕入れ先、主催するお彫刻教室の情報がくわしく掲載されています。
材木買うこととか一生ないだろうなーと思いつつ、なぜか食い入るように読んでしまいました。
彫刻刀を作る鍛冶屋さんの「小信」さんのお写真にはなんか知らんけどグッと来ます。

6)お役立たない情報も満載
膨大な写真の大半にシド工さんの一口解説が載っていて楽しい。
昔、学○の「○○のひみつ」シリーズで、まんがの欄外に「一言まめちしき」みたいな文章が載ってましたよね。
あんなのが全ページにちりばめられている感じです。
シド工さんのサービス精神が炸裂しています。とにかく楽しい!の一言に尽きます。






■木製のマリオネットを作りたくて本を探していたらこの本に出会いました。
田島さんと世代が近いからか、笑いのツボがピンポイントで我が身に刺さり、笑いが止まらないでいます。助けて下さい。
あと、彫刻刀と木を欲しがってる自分を止められません(笑)
ところで、マリオネットはどうやって作るんでしたっけ?
まぁいいや。



■作者は、ユニークな題材を表現しているが、只者ではない。非常に綿密に計算された彫刻の実力を持った方と思う。
本にも仏師の5代目と書かれているが、木の面取り等、基本は通ずるものがあります。
初心者にも作れるよう工程を丁寧に解説されています。基本があって面白作品が作られているのだと改めて教えられます。
入門書としても良い本と思います。木の素材についても解説があるともっと良かったと思います。


■彫刻界隈にゆる~くちんこで革命を小さく起こした田島氏に注目していたら、ついにこんな本を出されました。
この本を読むと『プロレススーパースター列伝』でスタン ハンセンがタイヤを木に吊るしてラリアットの練習に励む姿が目に浮かび、思わず涙してしまいました。
自分の歳ならコロンブスがアメリカ大陸を発見している頃だというのに不覚の至りです。
人の魂を表面だけなで回すほどの感動を与えます。
一家に一冊、全米が半泣きしそうな素晴らしい名著です。



■Twitterで田島先生の作品を知り、どれもこれも欲しくてたまらないのですが、
先生と同い年なのに家にいる諭吉は連れ出すと怒られるのでこちらを購入しました。
P48〜P49載っている有難い言葉を毎日朝晩音読、週末には写経しています。



■お彫刻教室には通えないので、いつかお彫刻する事を夢見て購入。
前々からネットで知り、面白くてファンだったので、待望の1冊でした。
この本でも彫刻だけでなく、ご家族のエピソードや奥様の後書きと楽しませてくれました。



■ピエタ様は購入できないため
せめて御本を。
ニヤニヤして読めます。

■本当に可愛いけど毒があり、毒があるけど可愛い。
可愛すぎてたまらんです。



■ピエタ、金太郎&熊、チベットスナギツネがお気に入りです。
制作工程の解説は、「私もやってみよう!」という意欲よりは「なるほど…こうやって作るのか。」という興味の方を強く感じました。実践するにはとても沢山道具が必要なようですし。
商品説明をよく読まず、竹輪を彫刻する本、かと思っていましたが、彫刻で竹輪を作る本、でした。
勘違いから素敵な本に出合えました。







■昔、田島享央己氏の初個展のオープニングパーティーに氏の度量をはかろうと全裸で出席した事がある。等しく丁寧な挨拶をしてくれた氏は、硫酸でもかけた様にボロボロに崩れそうなTシャツを来ていて、私よりもさらに惨めだった。人間ってこんな姿をしてまでも生きて行かなくてはならないのかと思ったくらいである。

このようなスタイルの書籍が通用するのはメジャーで売れた人だけである。暗がりに生きる羽虫のような田島氏は朝のゴミ出しにも恥ずかしい格好をし、服飾という概念そのものを意図的に冒瀆しているかのような美意識の持ち主である。

田島享央己とかいうボンクラ彫刻家は長い間売れなくて捻くれてしまったおじさんの典型である。この書籍の著者近影がその最たるものだ。私は常日頃から氏に「作家はムードが大事」と口を酸っぱくして言ってきた。氏の御内儀が間違えてデータを送ったと言っているようだが、嘘である。

シドロモドロ工作所とかいう噴飯ものの屋号を名乗っている田島氏に芸術家らしさも大事だぞと諭した事がある。すると氏は唇の上にさも人を小馬鹿にした薄笑いを浮かべて「森はアタタカ~イ」とか言いましょうか?と返して来た。怒りで脳の毛細血管が線香花火のようにぷつぷつと破裂していった。嫌いである。

田島氏が若手の頃、『どうすれば売れるか問題』を語り合った。彼は少ない脳で悩んでいるようだった。「箔を付けるために箱根に行く」と言い出した。金が無いから渡欧は無理だが渡箱は出来ると言うのである。私は氏の馬鹿さ加減にかんしゃく玉を噛み砕いたような衝撃を受けた。

『彫るのではない、木から取り出すだけ問題』についても語りあった事がある。キラーフレーズとして新しい言い換えを氏は模索しているようだった。「糠みそから古漬けを取り出す様なもの」「奥にある鼻糞を取り出す様なもの」等、頓珍漢な事を言っていた。こいつ馬鹿だなと思った。

田島氏が若手時代の閑散とした個展を何回か見ている。お情けで「お前なかなか面白いな」と言葉をかけてやった。しかしその時の私の出で立ちは、だらしない長い袖、青っ鼻、長いチョンマゲの先に真っ赤なリボンといった格好をしており、田島氏は「貴方の方が面白いです」とポツリと言った。
時間も空気も凝結したかのように静かな個展会場だった。新人だった田島氏は花瓶を割った子供みたいな情けない顔で立ち竦んでいた。不憫に思い小品を一個買ってやった。棄てるような気持ちで金を払った。あれから二十数年、値段が上がっている。生意気である。ぶたれた犬のように怯えた顔をしていたくせに。

後年、雑誌 「万引き主婦の友」誌上で田島氏と対談した時、氏は演説のような熱のこもった言い方で「彫刻に必要な事は全てプロレススーパースター列伝に書いてある」と言っていた。1割も理解できない。顔をそむけずに入られないほど激しい嫌気が差した。

うすら馬鹿へっぽこ彫刻屋の田島氏から、いつ帯の依頼があるかと業を煮やしていた。
未だに上梓の挨拶すらない。ネズミが天井裏を走り回る音のように騒がしい氏の宣伝ツイートに、押さえていた苛立ちの堰が切れ、憎悪や猜疑が膿のように流れ出た。

この本を購入する者は金をドブに捨てる様な真似を平気でするピーマン頭であろう。
試しにこの本を小脇に抱えてみると、なんとなく知性を欠いた顔付きになるはずである。「貴方と一緒に居ると自分が随分賢い様な気持ちになってくるわァ〜!」と言われること請け合いである。   
                                                美術評論家 小難香椎之助














以上です。









皆様に向けて

「理性を失い、本を買いますように。」

と念力を送りました。














…たった今、私の頭の中にジンワリと

『ごはんですよ』を頭に塗った桂枝雀のような中年男性が浮かんできました。

どなたか存じませんがこのようなテレパシー返しはご遠慮ください。













この本は

「彫る前は必ず水垢離と瞑想と写経をしてから材木の前でハカをやるんだぜ‥。」

とか

「浮かんで来たイメージを木から取り出しているだけなんだぜ‥。」

とは書いておりませんので安心して読めると思います。









今朝、台所の手拭きタオルを変えなかったとの理由で

「三十の四十のと重箱みたいに歳を重ねやがって」

と妻に小言を食うはめになり、頭皮の調子も悪いので

買ってください。

申し訳ございません。

購入はコチラ↓

シドロモドロ工作所のはじめてのお彫刻教室

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  1. 2019/11/12(火) 10:33:26|
  2. よもやま噺
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彫刻の絵本

結婚したての頃、カネが無くて


「そうだ!絵本を作ればいいんじゃない。彫刻を使って作ろう!

そして、出版からの大ヒット。

もうお前はあくせく働かなくていいんだよぉ。

日がな一日、お庭のお花の手入れでもしていればいいんだよ!

みんなで、ホカホカホカホカ楽しく暮らそうよ!」




と、言いながら

何日もかけて彫ったものです。

そして、ご存じのように42歳になった今でも、キッチリ潜伏しておりますので、

妻はお花の手入れが出来ないでいますし、お庭もありません。




一場面、一場面、全て、違う作品です。

同じモノを使えば良いのに、当時の僕は非常にとんがっていましたので、

この効果が薄い無駄な事をグイグイやる馬鹿さがありました。


今読むと、ギャグがちょっと甘いなぁと思いますが、














ちょっくら、読んでみてくださいまし。


















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使用した作品。

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この作品は、もう手元には1個も残っていません。








アトリエで作業している事が、たとえ100円でも

お金に変わらないと不安でしかたがなかった時期です。











(あんたは、ただただ木を削って小さくしているだけ。と、妻に言われていました。)











少しでもと思い、檀家の皆さんに

お値打ち価格で買ってもらいました。




















今、あらためて見てみると、

ずいぶんウブな彫り方をしていて、キュンとなります。





プロットも、比較的上品です。

狂ってない。


あえての全編無表情、無着色のストロングスタイルなところに、

芸人ロマンと若さを感じて、本当に恥ずかしいです。




























「ねこさらっちゃった」 

から15年。







描いた絵本が→ 「ねえおじさん、ねこおじさん。











ねこおじさんの評判は、一部の酔狂者、および檀家の皆さんのごく一部 には、凄くよいです。
















ですから、






















出版からの大ヒット。

みんなで、ホカホカホカホカ楽しく暮らすんだよ~!




と、いうワケには

まだまだいかないようです。






















また何か描いてみます。


























今、うっすら構想しているのが、





















































「ねこおじさん2~怒りの代理戦争~」 です。


























今日も来てくれてありがとうございました。
  1. 2016/04/03(日) 15:05:36|
  2. よもやま噺
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僕の絵本のこと

 

  そろそろ娘に絵本を読んであげたくて、

大きな本屋に行って物色しました。












どの本も美しく可愛く正しく上品で素晴らしすぎて、どうも買う気にはなれません。


特に乳幼児向けの本に何か "学術臭" と "ウットリ臭" があり、

長い間売れなかったせいで偏屈ひねくれ者になってしまった可愛げの無いおじさんでお馴染みの僕にとっては、

どうにも腑に落ちないのです。



「さいた さいた はな さいた きれい きれい おはなさん」



などとは、自意識が邪魔をして、感情を込めて読み聞かせられません。


幼児と言えども大人が使う言葉をキチンと使いたい。

意味が分からなくったって良いじゃない。


「はな」の話を無感動に喋るより、「ハナ肇」の事を熱量たっぷり聴かせてポカンとさせた方が良いのではないか。

「ハナ肇」が分からなかったら、早く大きくなって自分で調べれば良いのです。


僕が乳幼児の時、一番嫌だったのは赤ちゃんのクセに赤ちゃん扱いされる事でした。




僕が本当に 『絵本』 を気に入るためには、

僕が描いて僕が読み聞かせるしかありません。









「プロットに狂気が入っているものこそ、幼児教育には必要であるのだよ君。」

「僕ほど乳幼児を尊敬している奴は居ないのだよ君。」


と、隣で鬼平犯科帳を熱中して見ているので話しかけるなオーラ全開の妻と、

ボケてきた老猫に言いながら、


ストーリーもキャラクターも一切決めず、行き当たりバッタリの出たとこ勝負で

"白い絵本"に直接描き込んで仕上げました。








「業の肯定」 「狂気」 「ボケ」

などを、ふんだんに散りばめています。





それから、むせかえるほどたっぷりの愛情も。











































なかなかブッ飛んだ本になりました。






















ちょっと読んで見てくださいまし。




















表紙です↓

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扉絵↓

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裏表紙↓

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さっそく、

妻の膝上でちょこんと座っている娘に読み聞かせました。
























声色を使い、大熱演しました。





















読み終えた僕は、偉業を成し遂げた気分でウットリです。
















この自作自演に

妻はさぞ感動していることだろう。
























これから大変だぞ。毎晩のように 「ねこおじさん!ねこおじさん!」 と催促されちゃう。

困ったなこりゃ。









































と、



ヒョイと2人の顔を見ますと







妻は、死んだフナのような目で、

娘は、ダルマが歯痛を我慢しているような顔で、

僕を見ていました。

























































幼児教育業界並びに絵本業界に 『モノ申す』 のはもう止めます。

すみませんでした。












































そんなこんなで

次は展覧会のお知らせです。




7月4日(土)~7月11日(土)まで

東京の飯田橋にある 『パペットハウス』 で開催される

『 The Art of Puppets Final 』 に、新作の木彫マリオネットを出品します。




詳しくはコチラ↓
The Art of Puppets



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出品作は、このサル。






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口をパクパク出来るようになってます。


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サル主演のショートムービーをご覧ください↓















































どうか皆様、このサルを買ってください。














そのお金で、ちゃんとした絵本を買いますので、どうかこのサルを買ってください。





























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今日も来てくれてありがとうございます。

  1. 2015/05/21(木) 22:07:00|
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熊本からの手紙

 熊本県の小学校では、道徳の授業で、

僕の祖父である彫刻家の田島亀彦の話をするそうです。










実際の教科書のページはコチラ↓






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読みにくいかもしれませんので、全文、書き起こします。





  「下駄を彫った子」




田島亀彦が、小学校に入学したのは、今からおよそ百二十年前のことです。

亀彦の父は、お寺などにおまつりする仏様を彫るのが仕事でした。


父は、小学生になった亀彦を早く仕事場になれさせようと思っていました。

「学校から帰ったら、すぐに仕事場に来るんだぞ。」

と、いつも言うのでした。


仕事場に座っていると、遊んでいる友達の声が聞こえてきます。

飛んで行きたいのですが、父は厳しい目をして黙って鑿(のみ)を動かしています。

亀彦は、もじもじしながらそれを見ていました。

やがて、鑿の先からだんだんと形が現れてきます。

鑿の一彫り一彫りでハッと思うように、その形が変わります。

「ふうむ。木を彫る仕事は面白いなぁ。」

と、亀彦は思うようになりました。



小学校の三年生になった亀彦は、ある日、仕事場で小さな木切れを拾って、考えました。

「これで、何か彫ってみたいな。」

「そうだ。おもちゃの下駄にしよう。」

亀彦は仕事場の向かいにある、履物屋の飾り窓にあるような下駄を彫りたいと思ったのです。

亀彦は、鑿を使って、親指ほどの大きさの下駄を五種類も彫りました。

鼻緒は、紙こよりで拵えました。



出来上がると、それを友達に見せたいので、学校に持って行き、机の中に入れておきました。

ところが、この小さなおもちゃは、先生に見つかってしまいました。

職員室に呼ばれた亀彦はすっかりしょげて、

「学校におもちゃを持ってきて、悪うございました。」

と、素直に謝りました。

先生は、

「この下駄は、誰が作ったのか。」

と聞かれました。

「私が作りました。」

と、答えると、

「本当か。田島、どうやってこんなに上手く彫ったのか。お前は天才だぞ。」

先生は、思わず大きな声で言われました。



その時、厳しい目をして、カッカッと鑿を動かしている父の姿が思い浮かびました。





その後、亀彦は、十二歳の時から、彫刻家として勉強を始めました。

田島亀彦は、大きくなって、多くの優れた作品を残しました。







田島亀彦は、明治時代に八代市に生まれた。お父さんの仕事を見ながら大きくなり、

小学校を卒業すると、日本に昔から伝わる絵を勉強するようになった。そして、お父さんのように、

仏様を彫る人になるために京都で勉強した後、東京の美術学校に入学した。

卒業した後は、有名な彫刻家の先生に習い続け、人間と同じ大きさの彫刻を完成させて

審査会に応募した。その作品が特選になり、彫刻家として活躍するようになった。

代表作は今も熊本に数多く残っている。

熊本に帰って来た後も、作品を作りながら多くの人に彫刻を教えた。






























と、いうような内容です。


この教科書で授業を担当する先生が、『田島亀彦』で検索したそうです。



そうしたら、なんと孫まで彫刻家で、なにやらトンマな彫刻を量産してワッショイワッショイしているのが分かり、





「ぜひ、この「シド工日記」の記事を授業で取り上げたい!」

とのご要望。



二つ返事でどうぞどうぞ。




↓(コチラの記事を読んでから後半に進んでもらうと、より味わい深いと思います)

田島家の彫刻家三代噺

大正期の彫刻界~僕のおじいちゃん~

もう角はいらない~祖父の彫刻鑿の事~





























そして、授業が終わって、


生徒の皆さんから、お手紙をいただきました。





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授業を担当した先生、並びに湯前小学校、熊本県教育委員会にも許可をとっておりますので

こちらで皆さんに返事を書きます。







お題は「お孫さんに手紙を書こう」という事ですが、

「亀彦」 に宛てて書いているような物もあります。







天国の「亀彦」を憑依芸で呼び寄せ、僕が代わりにお答えしましょう。
























熊本手紙0





亀彦       「友達と遊ばなかったのは、ズバリお父さんが怖かったからです。」

享央己     「刃物が木に入って行く感触が、とても心地よくて思わず20年も続けてしまったんですよ。」

          「丸太から四角い木にノコギリで切ってから作るんだよ。」











熊本手紙2







亀彦        「お父さんとじいちゃんの仕事を見ていてだんだん好きになっていくのは私と一緒だね。
            苦手なことも頑張ればだんだん好きになって上手になるものです。」

享央己       「うっかり彫刻を好きになってしまったのが、たまたま5代続いてしまっただけで、すごくないよ。
            君のお父さんとじいちゃんは大工さんかな?彫刻家よりすごい。社会の役に立っているもの。」














熊本手紙3






享央己          「彫刻家になるのは簡単です。止めなければ良いんだよ。
               だから君もなりたいものが見つかったら止めずに続けてごらんなさい。」

亀彦            「うちの孫が変な事を言ってすみません。一番難しかった彫刻は、
                全部です。いつもいつも何を作っても難しい。毎回毎回難しいのです。」

享央己           「うちの祖父が禅問答のような事を言ってすみません。」

















熊本手紙4









亀彦        「そうだね。私と似ていますよ。どんなことでも上手になるプロセスは一緒なんだね。」

享央己       「僕も二重跳びは得意でした。55回はすごいね!
            練習をコツコツ頑張れる君は木彫りでも何でも出来るようになると思うよ。」
       











熊本手紙6



享央己       「妻が君の手紙の字を見て、アンタ(僕の事ね)より綺麗な字だ。内容も完全にアンタが負けている。
            と言われました。必ず立派な医者になれるはずです。それが行間からにじみ出ていますよ。」



亀彦         「了見が成熟していて関心しましたよ。習い事止めずに頑張ってね。」













熊本手紙7





享央己       「面白くて可愛い作品を作る時も、リアルで美しいモノを作る時も、みんな大好きですよ。
            君も作ることが好きでしょ?同じだね。」



亀彦         「遊びたい盛りにめんどくさい仏像を彫らされたからね。でも好きになっちゃう事ってあるんです。
             君も何でもやってごらんなさい。」













熊本手紙8






享央己     「最初は何でもぐだぐだだよね。でも君は根性があるから大丈夫。ダンスの先生に頑張ってなってね。」



亀彦       「ぐだぐだになったら、私を思い出してください。」












熊本手紙9








亀彦       「ホント、その通り。一輪車の名人になっちゃえ。」



享央己      「小学生の時、竹馬にハマってどこへ行くにも竹馬という時期がありました。
           今も乗りたいのですが、40を超えたおじさんが一人竹馬に乗って歩いていたら
           通報されるので我慢しています。」













熊本手紙10






亀彦      「下駄作ってみせて。上手くできないかもしれないけどドッチボールと一緒でだんだん出来るようになるよ。」




享央己     「小学生の時、ドッチボールのチャンピオンでした。今もやりたいです。
          家の近くの小学校の校庭でドッチボールをしているのを見ると、今でも混ざりたいと思います。
          でも40を超えたおじさんですので、通報されると思うので我慢しています。」
















熊本手紙11







亀彦       「もっと強くなりたい。というところにグッと来た。柔道の才能があるんですね。頑張って。」




享央己     「柔道も先生の動きを良く見ることが上達の秘訣です。やったことないけど。」 
















熊本手紙12









亀彦        「そうですね。真剣に取り組むとだいたい楽しいんだよ。物事というのは。」




享央己       「おじさんが小学生の時はダンスの授業無かったよ。
            たぶん僕だったら、猛烈にふざけて踊って先生に叱られていただろうなぁと思います。
            君は真面目に取り組んで好きになって偉いです。」














熊本手紙13






亀彦        「面白いと思えたら、しめたものですね。続けて頑張れ。」





享央己      「僕が小学生の時はテニスコートに忍び込んで、審判が座る高い椅子に上っては
           デュース!デュース!などとワケも分からず叫んでいただけだから、
           それを考えると、君はすごいと思います。」


















熊本手紙14











亀彦       「おっ、絵描きになりたいのか。精進あるのみ。
           沢山色々なモノを描きなさい。思いだせる限り鉛筆を握っていたと言える位に。」






享央己      「よくもまぁ馬鹿が五代も続いちゃったなぁと自分でも感心します。」




















熊本手紙15










亀彦        「熊本に沢山、私が作った銅像やら仏像があるから見てみてね。」





享央己      「昔と違ってノミの他にも色々な道具を使いますよ。
           電動工具や大きな機械も使って彫刻するようになりました。」













熊本手紙16











亀彦         「数えきれないくらいに作りました。とにかく朝から晩までずーと作り続けた人生でしたから。
             人間が何メートルもあるような大きい銅像から小指の先位の物まで何でもやりました。」



享央己       「僕も、数えるのが途中で面倒になるくらい作りました。これからもどんどん作ると思いますよ。
            もう少し学年が上がったら刃物を使って何か作ってみるといいですよ。楽しいから。」




















熊本手紙17








亀彦         「うーん。最初から才能があったのかなぁ。ずいぶん昔のことだから忘れてしまったよ。
             ただ、彫刻が好きっていう才能はあったと言えるね。だからがんばって上手くなれたんだよ。」


享央己       「と、亀彦おじいちゃんは言っていますが、僕から見れば天才だと思いますね。
            プラス、努力でさらに技術を乗っけていった人生だったのではないかと。」


















熊本手紙18










亀彦        「ピアノも彫刻も同じ芸事。稽古してみんな上手になるんだね。」




享央己      「ピアノ弾けるのは憧れます。僕が小学生の時は音楽室に忍び込み近藤正臣の真似!
           と叫んで鍵盤の上に乗り、足で猫踏んじゃったを弾くという芸が十八番でしたが
           先生に見つかり、よく怒られたものです。」




















熊本手紙19










亀彦        「数え切れないほど彫ったね。何でも作れるよ。菊池武時像はまだ残っています。
            息子が作ったのもね。機会があったら見てみてください。」




享央己       「ノミはだいたい20センチメートルです。湯前町のPRも織り込むとはなかなかの文才です。
            いつか必ず遊びに行きますね。」















熊本手紙20












亀彦       「鬼が角を取りたがっているのは、人間になりたくなっちゃったんだよ。
           もしかしたら、人間の女の子を好きになっちゃったのかな。」



享央己      「今も毎日作っていますよ。時々このサイトをのぞきにきてね。新しい作品が出来たら載せるので。」































熊本手紙21



亀彦       「君も遊ばずに柔道の練習をしたからメダルがとれたんでしょう?立派です。続けてください。」





享央己     「田島さんみたいな家族になりたいです。などと僕が小学生の時は言えませんでした。
          そんな君を育てた家族みたいな家族になろうと思います。ありがとうございました。」



















熊本手紙22











亀彦        「うん。教えてあげる。けど、私は死んじゃったから行けないので孫に託すわ。」



享央己       「一番嬉しいのは、お客さんが汗水たらして稼いだお金で、僕の作品を買ってくれて
            そのお金でお米を買って食べて、眠くなってお布団でぐっすり眠れた時かなぁ。」




























熊本手紙23








亀彦        「君も一回はお父さんの仕事場に行って見学してみれば良いのになぁ。
            色々なことが分かって新しい発見があると思いますよ。」



享央己      「好きなことはズバリ彫刻だね。出来ればずーっと作っていたいよ。」


























熊本手紙5

      














亀彦         「彫刻や体操は難しいから楽しいんだと思う。
             難しいから挑戦する。それで出来た時すごい達成感があるからハマっていくのでしょうね。」








享央己       「これからも彫刻家が代々受け継がれて行く可能性が、ちょっと出てきました。
            つい最近、僕にも赤ちゃんが生まれたからです。
            女の子ですから心配ですが、この子も彫刻家になるのかなぁとボンヤリ思います。」






























































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僕の赤ちゃんを彫りました。









生まれて来てすぐ、対面した時、このようなお包み姿でした。

















僕はすぐアトリエに行き、赤ちゃんを想い浮かべながら彫りました。




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お包み姿のなんと可愛らしいことよ。






















分娩室でこう思いました。



なぜ、このお医者さんは、この何とも美しい我が子をもっと見ないのだろうか。

なぜ、この助産師さんは、この何ともまぁ可愛らしい我が子の写真をとらないんだろうか。 







なぜだ。   


なぜなんだ。































































もはや、


僕は正気ではありません。


















毎日、

西松屋(ベビー用品) に真っ昼間から行って、涙ぐみながら買い物しています。






西松屋   泣きながら買い物   おじさん  





で、検索して見てください。



トップに僕が出てくるはずです。







































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出来あがって、妻に見せたら珍しく褒めてくれました。

「かわいい!」 と。






いつもは、僕の作品なんぞ絶対に褒める人じゃないのに。

























もはや正気ではありません。




















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裏には、この子の名前と生年月日。

今は、家のリビングの壁に掛けてありますが、

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この子が結婚したら、プレゼントしようと思います。


































































この手押し車は、

大学を卒業して、

すぐの頃に作りました。







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僕にも、いつか赤ちゃんが生まれたら、

これで遊ばせるんだと思いながら、丁寧に丁寧に彫りました。




15年前の事です。





やっと出番が来ました。














































































湯前小学校三年生の皆さん、お手紙を本当にありがとうございました。

とっても嬉しかったですし、読んでいてとっても楽しかったです。



僕の父(亀彦の倅)にも読ませましたら喜んでいました。





















父の最新作です。

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木彫の盆栽です。一度病気で参りかけましたが、復活してこのような作品を作っています。

ようやく、僕の子(6代目?)を見せる事が出来ました。



































亀彦も、父が生まれた時、とち狂ったはずです。











僕が生まれた時、

父は、この子は本当に美しい顔立ちをしているからオカマになってしまっては困る。努めて男っぽく育てよう

と、思ってそうしたそうです。





正気の沙汰ではありません。









そして、君たちのお父さん、お母さんも、

今の僕と同じように、




「ここの看護士さん達はなぜ、この美しい子を見に来ないんだろうか??完全におかしいよ!!」





などと、完全におかしい事を言っていたのです。























だから、お父さん、お母さんを心配させず、

まっすぐ元気に頑張ってください。
















































以上で、お返事終わりますが































































くれぐれも、彫刻家にはならないように。












































それこそ正気の沙汰ではありませんから。































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今日も来てくれてありがとうございました。


  1. 2015/02/08(日) 11:40:22|
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シドロモドロ木彫ワークショップの門下生募集中!

 
 東京は、表参道。南青山の骨董通りで行う

『シドロモドロ木彫ワークショップ』


お彫刻指南(エンブレム) (2)



ただいま、門下生募集中です!

(満席となりました。6月8日記入)




■お稽古日時

7月29日(月曜日)

13時~18時まで。


計5時間。出入り自由。

時間内なら何個でも制作可能です。

そして入門者全員に、作業手袋と特製シドロモドロ門下生エプロンをプレゼント。



↓このロゴマークが入ったエプロンです。

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これを着用して作業しましょう!





■参加費 12,000円

(材料費、指南役へのお駄賃込み)

■定員 10名

先着順とさせて頂きます。


■シドロモドロ木彫ワークショップとは



クスノキ(※1)を 彫刻刀(※2)で

彫って(※3) 色をつけて(※4)

持って帰れます。(※5)


※1
樟脳の良い香りがする彫りやすい木です。

※2
道具は全てお貸しいたします。

身一つでお越しください。

※3
ケガのないように指南いたします。

各々好きなものを彫りましょう。

彫りたいものの参考資料やスケッチをお持ちください。

もちろん無くてもかまいません。行き当たりばったりの出たとこ勝負でも大丈夫です。


※4
アクリル絵の具で着色後、蜜ロウで磨いて完成です。

※5
持って帰っても家族に文句を言われない大きさですので安心してください。



■指南役 


私、彫刻家の田島享央己が直接ご指南いたします。





■ フェイスブックをやられている方へ

コチラからでもお申込みが出来ます↓

シドロモドロ木彫ワークショップFacebookページ



■場所

表参道骨董通り
フロムハンドメイクアップアカデミー
【電話 】 03 5468 2580(当日のみです。)

【住所】 〒107-0062  東京都港区南青山5-4-31 ニッカウヰスキービル1F

【最寄駅】 東京メトロ 銀座線・半蔵門線・千代田線/表参道駅 B1出口 徒歩3分

アクセス↓

会場へのアクセス




■申し込み方法

こちらのホームページから↓

シドロモドロ工作所

「門下生になってやってもいいよ。」とメールをください。

振込先口座のご案内を折返しメールいたします。

お振込確認後、

「正式入門です。」

と、指南役から涙ながらにメールがきます。


このような原始的アナログ受付で申し訳ございません…。

タイミングによって定員からあぶれてしまうかもしれません…。

その時は勘弁してください。


インドのことわざに、

「彫刻家一人助けると猫千匹助けるのと同じ功徳がある」というのがあります。



よろしくお願い申し上げます。









シドロモドロ木彫ワークショップの門下生には、

ワークショップ当日に作りたいモノを"ざっくり"とお聞きします。



なぜ、"ざっくり"かと申しますれば、

門下生の希望のモチーフを、僕が前もって荒彫りしておきたいからです。



例えば、「パンダ彫らせろ。」としたら、

僕はアトリエで、「パンダにもなるかなぁ」と、薄ボンヤリ思えるくらいの荒彫りをして

当日はそれをコリコリと彫っていって頂きたいのです。





丸々木の塊からノコギリで木取りして、ノミで叩きおろしていくと

完成まで一週間位かかり、堅気である門下生の日々の生活が破綻してしまいます。





僕のせいで、門下生が僕みたいになってしまったら申し訳ないので

そうさせてください。




初心者にも無理なく彫れるようなフォルムと大きさに荒彫りしておきますので

細かいポーズや形は僕にお任せください。




当日はご希望のモチーフの参考資料をお持ちください。

もちろんなくてもかまいません。


行き当たりばったりでやった方が面白いものが出来る場合もあります。




モチーフは何でもいいです。


動物だろうが、妖怪だろうが、人間だろうが、ロボットだろうが、何でもいいです。







良い例↓

「コアラ彫らせろ。」



悪い例↓

「葉っぱを食い過ぎて気持ち悪くなり背中に乗った赤ちゃんコアラに心配されている親コアラを彫らせろ。」








皆様のご入門を、心からお待ちしております!!!!




facebookカバー





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  1. 2013/05/31(金) 07:54:18|
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